【健康経営企業訪問③】日本ヘルスケア協会訪問レポートextracurricular activities

こんにちは。今回、バックテック様を担当させていただきました、 ビューティ&ウェルネス専門職大学/Professional University of Beauty & Wellness 2年の平野瑞樹です。

健康経営企業訪問2日目の8月20日午前中、 東京都中央区日本橋にある日本ヘルスケア協会を訪問しました。

※日本ヘルスケア協会の様子

はじめに株式会社バックテック様の概要についてです。

バックテックは、2016年4月に創設され、東京都と京都府の2か所に本社があります。主に健康管理や対策支援をするデジタルサービスを提供しています。特に、腰痛や肩こりなどの身体の不調を切り口に、メンタルヘルス不調までの幅広い悩みを、データ分析やAI技術を駆使して予防・対策支援するためのソリューションに特化しています。

主なサービスとして腰痛や肩こりやメンタルヘルス不調の改善をサポートするデジタルヘルスケアアプリ「ポケットセラピスト」や企業向け健康経営支援、健康に関するデータを収集・分析し、個人や組織に対して最適な対策を提案しています。

 

「ポケットセラピスト」は、特に肩こりや腰痛に焦点を当てたセルフケアをサポートし、ユーザーが自宅やオフィスで簡単に取り組めるエクササイズやストレッチ、メンタルヘルス不調がある場合には認知行動療法という専門的な対策を提案します。

「ポケットセラピスト」の主な特徴として、アプリはAIとデータ分析を駆使して、ユーザーのエクササイズ履歴や健康状態を把握し、継続的に最適な対策方法を提案します。これにより、長期的な行動変容と、それに伴う心身のコンディションの向上が期待されます。

「ポケットセラピスト」は、企業向けサービスとして提供されており、従業員の健康管理・健康増進の一環として活用されています。企業はこのアプリを従業員に提供することで、職場全体の健康意識を高め、結果的に生産性向上や医療費削減が実現できます。

 

ポケットセラピストは、バックテックの健康経営における中心的なサービスの一つであり、多くのユーザーから高い評価を受けています。

 

詳細については『バックテック ポケットセラピストhttps://pocket-therapist.jp/ 』を調べていただけますと、ポケットセラピストについての具体的な内容がご覧いただけます。

 

今回は、株式会社バックテック代表取締役CEOの福谷直人様にお越しいただき、日本ヘルスケア協会にて約2時間にわたりお話を伺いました。

 

福谷様は、先ほど紹介した「ポケットセラピスト」を学生の頃に考え、その素晴らしい発想からいくつもの賞を獲得しました。

※グループワークの様子

株式会社バックテックは、健康経営支援を重視する日本の企業で、特に企業や従業員の健康増進をサポートするためのサービスを提供しています。主に、心身のコンディションに関するデータを活用し、企業の職場環境や従業員の健康状態を向上することを目指しています。

バックテックの健康経営の取り組みは、従業員の健康意識向上だけでなく、企業全体の生産性向上や離職率の低下にも寄与することが期待されます。

日本は人口減少の影響により、労働人口が減少し、結果的に従業員一人ひとりにかかる負荷が増加し、生産性が低下するリスクがあります。今後の日本において重要なことは、従業員の健康等の人的資本を可視化し、投資をする人的資本経営という考えです。

 

講義の中で、福谷様からプレゼンテーションのコツやビジネスモデルキャンパスについて学びました。

まず、プレゼンテーションのコツは「マクロとミクロの往復」である。マクロとミクロを往復して話すことで相手の注意を引くことができます。また、優勝を競い合う場では、審査員について良く調べることもプレゼンテーションのコツであることを学びました。審査員について調べることで、プレゼンテーションでどのようなことを発言すれば、好感を持ってもらいやすいかが分かります。

次にビジネスモデルキャンパスについて学びました。ビジネスモデルキャンパスとは、ビジネスモデルを可視化するためのフレームワーク・テンプレートのことです。以下の手順でビジネスモデルを考えることが重要である。

顧客のセグメント→価値提案→チャネル→顧客との関係→収益の流れ→主なリソース→主な活動→主なパートナー→コスト構造

私も将来は、自分のビジネスを立ち上げたいと考えているため、非常に参考になりました。成功者の方から直接、お話やアドバイスをいただけること滅多にないことなので、貴重な経験ができたと思います。

 

最後に、3つのグループに分かれて、グループワークを行いました。
お題は「どのような職種や職業の人にバックテックのサービスが必要であるか」

各グループでは、様々な意見が飛び出しました。意見として一番多く出たのは、運送業でした。長時間の運転や重い荷物運搬により腰痛やメンタル不調を起こしやすいのではないかという意見が各グループから出ました。他にも、塾講師などの教育業にもバックテックのサービスが必要ではないかという意見が他のグループから出されました。私はその意見にすごく共感しました。私は現在、塾講師として働いており、身をもってその辛さは感じています。どの職業にもバックテックのサービスが必要であると思いました。

※ディスカッションの様子

今回の訪問を通して、バックテックは、従業員の健康とウェルビーイングを重視している企業であることがよくわかりました。特に、腰痛や肩こりやメンタルヘルス不調などの心身の不調に対する対策を提供しており、これにより従業員の生産性が向上する可能性が高いと感じました。従業員の健康増進をサポートすることで、会社全体の士気が高まり、長期的には企業の持続的な成長にも寄与するでしょう。

さらに、デジタル技術やAIを活用している点も興味深いです。これにより、個々の従業員のニーズに合わせたパーソナライズされた健康管理・健康増進が可能となり、より効果的な健康サポートが実現できると考えられます。

ただし、こうした取り組みを成功させるためには、従業員の積極的な参加が不可欠です。健康経営が定着するためには、単なる福利厚生の一環ではなく、企業文化として根付かせることが非常に重要だと思いました。

総じて、バックテックの健康経営支援は、従業員の健康と生産性を高めるための先進的かつ効果的なアプローチであり、多くの企業にとって参考になる事例だと感じました。

 

最後になりましたが、お忙しい中、貴重な機会を作ってくださったこと、厚く御礼申し上げます。

※ビューティ&ウェルネス専門職大学の関係者との記念写真

 

 

 

※「#健康経営® 」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です

 

その他、学生の活動はこちら

ページトップへ戻る