大学生から見た健康経営
クアオルトかみのやま企業交流会 【2日目】
extracurricular activities

こんにちは。ビューティ&ウェルネス専門職大学/Professional University of Beauty & Wellness 2年の平野瑞樹と髙井遥香です。

今回私たちは、2月20日-21日の2日間、山形県上山市で行われた、「クアオルトかみのやま企業交流会」に参加しました。

【 1日目 / 担当:平野瑞樹 】の記事はこちら

【 2日目 / 担当:髙井遥香 】

2日目は、上山型温泉クアオルトの冬季限定リカバリープログラムの1つである『樹氷トレッキング』を体験させていただきました。

※出発前に樹氷トレッキングの道のり説明

 

場所は山形県上山市にあるスキー場『蔵王ライザワールド』。

私たちが訪問した土地『蔵王高原坊平』は標高1000mに位置しているのですが、樹氷を見るためには標高1400mの地点まで登らないといけません。

スキーウェアに着替え、スノーシューを履き、手にはトレッキングポールという重装備で雪山に挑みました。

※準備の様子

私はスキー場にも行ったことがなく、雪が10cm積もるだけで大喜びするような土地で育ったため、このような体験ももちろん人生で初めて。

ワクワクドキドキでリフトを2つ乗り継いだ先は、まるでかき氷を食べた時のように頭がキーンと痛くなるほど寒い、真っ白な世界が広がっていました。

※人生初リフトで真っ白な世界へ

ガイドしてくださったのは、夏にも『五感を開放する森林浴』でお世話になった羊飼いの大沼さん。

上山市の雪は湿気が少ない乾いた雪“パウダースノー”であり、握っても雪玉のように固まらないくらいサラサラです。

そのため一見雪の塊に見える樹氷、別名『アイスモンスター』は、実は雪ではなく空中の水分がぶつかって瞬間的に凍った“氷の塊”なのだそうです。

確かに実際に触ってみると、ふわふわとした雪とは違い、シャリシャリとした氷でできていました。

 

※大沼さんの説明を聞く一同と樹氷

木の枝にモコモコと積み重なった氷自体は『ライム』と呼ばれ、その形から別名『エビの尻尾』とも呼ばれています。ライムの集合体が樹氷であり、ライムの向きによってどちらの方向から風が吹き付けてきたのかが分かります。

また、雪の白色は副交感神経(リラックス神経)を刺激してくれること、凸凹した土の道では運動負荷が1.3倍だったものが雪道だと1.5倍〜2倍にもなること、真っ白で音も無い雪の中では五感をいつもよりもフルで使うようになること等も教えていただきました。

プログラムを体験しながら自然の知識も同時に得られる点も、このリカバリープログラムの醍醐味です。

 

雪道を歩く感触が夏に土の道をウォーキングした際とは異なっていたりと、四季によって全く違う五感の体験ができたりするところも、自然豊かな上山市の魅力だと感じました。

雪の上での歩き方や斜面の滑り方も教えてもらいつつ、通算5回は転びながらも約2時間雪山でウォーキングをし、スタート地点に帰り着いた時には「お疲れさま〜!頑張ったね〜!」と参加者同士でハイタッチ。

スマートフォンの歩数計を確認すると、午後12時時点で既に7500歩に到達していた事には驚きました。

 

運動後の昼食は、坊平こだわりランチの1つである『はらくっついガパオライス』と、生薬のウショウでも知られている『クロモジハーブティー』をいただきました。

※『はらくっついガパオライス』と『クロモジハーブティー』

坊平こだわりランチとは、管理栄養士・公認スポーツ栄養士が監修し、地場食材を使って栄養バランス・カロリー・塩分を配慮した、体に優しい食事のことです。

「はらくっつい」とは山形弁で「お腹いっぱい」という意味だそうで、コレステロールゼロの“大豆ミート”や、こんにゃくの巻物、紅花で色をつけた炊き込みご飯など、健康的でボリューム満点ながらもカロリーを抑えたメニューになっています。

(カロリー:646kcal たんぱく質:38.1g 脂質:13.8g 炭水化物:90.6g 塩分:2.5g)

 

やはり運動した後に皆で囲む食事は格別で、お腹も心も満たされました。

このプログラムでは心地良い肉体的疲労感と精神的な健康度上昇を体感でき、改めて上山型温泉クアオルトの良さを知ることができました。

終了後、参加者の皆さんの表情がイキイキとしていたのも印象的でした。

※プログラム終了後の感想タイム

2日間に渡る全てのプログラムを終え、名残惜しくも一緒に樹氷トレッキングに参加した方々とお別れをし、上山市市政戦略課クアオルト推進係長の長澤さんの運転で『かみのやま温泉駅』へ。

駅の入り口にて、長澤さんと、私たちと同じく講演者の池田さんに最後のご挨拶をしていると、そこに通りかかったのは…なんと上山市の山本市長!!!

長澤さんがご紹介してくださり、山本市長とも名刺交換をさせていただきました。

前々から「ご挨拶できるといいね」と平野と話していたため、この偶然には2人ともびっくり。

2日間の上山市の旅は、上山市長との奇跡の出会いで幕を閉じました。

 

最後になりましたが、このような貴重な経験の機会をくださった上山市の皆さまに、厚く御礼申し上げます。

【 1日目 / 担当:平野瑞樹 】の記事はこちら


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