『第19回 スパ・ウエルネス学術会議～美とは何か～』共催：第18回ビューティ＆ウェルネス研究会

午前の部は、各種資格取得者の表彰に続き、前日に開催された『ビューティコンペティション2023』の結果発表・表彰式が行われました。

各部門の入賞者が発表される度に、会場から大きな歓声が上がり、受賞者の目には涙も浮かび、感動的な表彰式となりました。

午後の部では、2名の講師を招き、ビューティ&ウェルネス研究所の研究会が行われました。

前半は、本学准教授で、皮膚科学や香粧品学を担当する石舘周三氏による講演が行われました。

『Evidence Based Cosmetics　美のエビデンスについて』と題し、化粧品を例に挙げながら、美しくなるエビデンス、安全性に係るエビデンスなど、さまざまな角度からデータ検証をすることの重要性が語られ、本学の目指す方向性を再認識することができました。

後半は、帝国ホテル元会長、小林哲也氏より『帝国ホテル133年の歴史とおもてなしの心』の講演が行われました。

帝国ホテルの歴史とともに、アルバート・アインシュタイン博士やチャーリー・チャップリンなどVIPの宿泊、スペイン国王の46年ぶりのお迎え等、お客様との思い出のエピソードも紹介され、帝国ホテルがこれまで大切にしてきた人との縁、おもてなしについて語られる大変素敵な講演となりました。

会の締めくくりには、お客様のご希望を叶え、目覚ましい効果を出したエステティックサロンからの効果発表会も行われました。

ボディやフェイシャル、脱毛など、お客様の実例を用いながら、現役セラピストのみなさんが、エステティックの効果や魅力について生き生きと発表してくださいました。

写真からも分かるお客様の変身ぶりに、会場からも度々どよめきが起こっていました。

お客様の笑顔を通して、ビューティ・ウェルネス産業が、人を幸せにする『幸福産業』であることを再確認する会となりました。